GENUINEでは、個別指導を「集団授業＋α」と考えています。
個別指導の受講目的が高校/大学受験対策であれば、集団授業と同じ目的なので、学習内容は同じです。集団授業のカリキュラムに沿って進めますが、集団授業よりも進度が遅かったり、定着度次第では繰り返すこともあります。また、教材は基本的に集団授業と同じですが、集団授業のクラス/レベルによって教材が異なるのと同様に、個別指導も生徒の状況によって異なることがあります。そして、GENUINEが最善だと考える教授法が確立しているので、集団授業より時間がかかったとしても、次善の教授法を用いることはありません。このように、GENUINEの個別指導の基本的な指導システムは、集団授業とほとんど同じです。個別指導は１対１（マンツーマン）ですが、GENUINEでは基本的に授業形式なので、「個別授業」と呼ぶ方が相応しいかもしれません。つまり、集団授業の「貸切」です。
個別指導の「＋α」は、生徒本人に合わせて対応できることです。
塾や予備校の集団授業はカリキュラムに沿って進むので、１名だったとしても、その生徒に合わせることはありません。GENUINEでは、集団授業でも可能な限り生徒に合わせるようにしていますが、カリキュラムがあるので限度はあります。また、人数が多ければ多いほど生徒に合わせることは難しくなりますが、実際は１名か２名かで大きく異なり、２名でも合わせるのはそれほど簡単ではありません。生徒が１名に限定された個別指導であれば、カリキュラムで決められた一定のペースではなく、その生徒に合わせて強弱をつけ、臨機応変な対応もできるので、苦手な部分を改善し、得意な部分を伸ばすことができます。
GENUINEの集団授業では、生徒達の実力より少し上の難易度をチャレンジさせ、それを繰り返していくことで着実に実力を引き上げています。個別指導であれば、その生徒の実力に正確に合わせることができるので、その少し上の難易度を的確に提示できます。また、GENUINEの集団授業では、誤答の原因などを解説する場合、誰かの誤答や典型的な誤答を取り上げますが、個別指導であれば、生徒自身の誤答を直接訂正するので、その原因だった誤解を解消できます。英語が苦手であれば誤解をかなり多く抱いているはずですが、その１つ１つを確実に解消することができます。
GENUINEだからこその「＋α」は、何事においても徹底していることです。GENUINEの集団授業は他塾よりも徹底していますが、個別指導はさらに徹底しています。
GENUINEでは、生徒が自分自身で考えることを大切にしているので、常に問いかけ、精一杯考えさせています。指名された生徒は勿論、他の生徒は次に指名されるかもしれない（少人数なので指名されるのは確実です）ので、同様に緊張感を抱いて一生懸命考えています。生徒自身が答えることも大切にしていますが、誰も答えられなければ解説し始めなければなりません。個別指導であれば、生徒本人が答えるまで待つことが可能なので、目一杯考えさせることができます。また、生徒自身が全問答えなければならないので、受身になる時間は全くなく、常に主体的です。リーズニングも全問に対してしなければならないので、リーズニングに慣れるのに時間がかかるのが一般的ですが、短期間で習得できます。１名だからこそ徹底できるので、授業内容を一問一答のように口頭試問で確認することもでき、内容量と受講期間次第では、口頭試問を１時間以上続けることができるようになります。集団授業で、これを実現するのはなかなか難しいです。
単語テストやマスターテストは、集団授業では定着度を「確認する」ための手段です。個別指導であれば、定着するまで繰り返すことができるので、「定着させる」ための手段にもなります。
このように個別指導では、目的を達成するために、時間が許す限り徹底することができます。
個別指導の受講目的は「苦手の克服」であることが多いです。苦手だと集団授業にはついていけないので、個別指導しか選択肢がないとネガティブにとらえてしまうかもしれません。けれども、集団授業になんとかついていける程度であれば、苦手を根本的に解消するのは難しく、問題を先送りにしているだけです。「苦手の克服」という目的を達成するまで徹底することができる個別指導が、集団授業よりも可能性が高いのは確実で、個別指導で解決できなければ、集団授業で解決することはありません。また、個別指導を受講したにもかかわらず状況が悪化することはないので、リスクはありません。苦手を克服するには個別指導が最適だと、ポジティブに考えることをお勧めします。
苦手であれ得意であれ、個別指導は目的を達成する可能性を高める手段です。勿論、最難関高校/最難関大学合格などが目的の場合にも適しています。どのような目的でも、確実性を求めるのであれば、個別指導の方が可能性は高いです。