*2021年度の夏期講習では、中学2年生対象の講座を設置していません(こちらをご参照ください)。
【スケジュール】
テーマ別英文法①
テーマ別英文法②
テーマ別英文法③
リーズニング実践演習
*『テーマ別英文法③』(2日間)以外は、各講座4日間ずつです。
*『英語長文精読基礎講座』は開講未定ですので、受講希望の方はお問い合わせください。
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【講座紹介】
テーマ別英文法①「文の型、そして接続詞」:
学習範囲: 感嘆文、付加疑問文、文型、接続詞
1学期の復習が中心ですが、通常授業同様、生徒自身が目一杯「考える」ことで理解をさらに深め、生徒の「自力/地力」を鍛えます。この講座の内容は、中学校での扱いが軽いものばかりです。けれども、感嘆文と付加疑問文は、高校入試で問題数は少ないながらも頻出です。また、これまでは単文ばかりでしたが、これから文と文をつなぐ上で、接続詞はなくてはならない存在です。英文の大前提である「文型」が重要なのは言うまでもありません。準動詞(to不定詞や動名詞など)が始まる直前のここまでは、可能な限り完璧でなければなりません。これは理想ではなく、現実的な目標です。
*「復習」の基準はGENUINEのカリキュラムです。
テーマ別英文法②「文型を軸に、準動詞と受動態」:
学習範囲: 文型(*)、to不定詞、動名詞、受動態(第3文型の受動態)
1学期の復習(文型、to不定詞の名詞的用法/形容詞的用法/副詞的用法、動名詞)と2学期の予習(受動態)を兼ねていますが、復習と予習が主な目的というわけではありません。to不定詞や動名詞(つまり準動詞)を学習する際、「句」という単位を用いて文を組み立てなければならないので、混乱が起きやすく、決定的な差が生じるポイントの1つとなります。けれども、「句」というカタマリを品詞でとらえれば、これまで同様、「文型」という枠組みの中で簡単に説明することができます。また、文型を使って準動詞を理解すれば、文型自体への理解もさらに確かなものになるという相乗効果がもたらされます。受動態もまた文型を通して取り組みます。この講座の内容は、高校入試に直結するものばかりなので、慎重にそれぞれを教えつつ、「文型と準動詞」、「文型と受動態」といった関連性を軸に理解をさらに深めます。本格的な受験英語はここから始まります。
*この講座での「文型」は、to不定詞や動名詞、そして受動態を理解する上で「前提」となる基本的な知識を扱いますが、各文型の詳細な学習がご希望であれば、『テーマ別英文法①』をご受講ください。
*「復習」と「予習」の基準はGENUINEのカリキュラムです。
テーマ別英文法③「比較」:
学習範囲: 比較(形容詞/副詞の原級/比較級/最上級、more/most、比較級/最上級の不規則変化)
「比較」は2学期の予習となります。新しい内容なので、基本から丁寧に教えていきますが、一方的に教えることはありません。通常授業同様、生徒自身が目一杯「考える」ことで理解を深め、生徒の「自力/地力」を鍛えます。「比較」だけに2日間費やしますが、中学3年生、そして高校生とずっと続く「比較」にとってはまだ基礎でしかありません。だからこそ、とても重要なので、ここでしっかり基礎を固めます。
*「予習」の基準はGENUINEのカリキュラムです。
リーズニング実践演習:
演習範囲: to不定詞(GENUINEのカリキュラムのLesson18)まで
「リーズニングを重視し徹底する授業」は、GENUINEの「こだわり」の1つなので、通常授業で実現しています。けれども、リーズニングをせずに「なんとなく」解いている限り、文法問題も読解問題も、正答率は不安定で低いのですが、数字としての結果が見えづらい通常授業では説得力に欠けるかもしれません。また、自身の英語の実力を「なんとなく」ではなく数字で正確に把握しなければ、達成感も危機感もあまり実感できないかもしれません。だから、実力が数値で明らかになるこの講座を、夏期講習だけでなく、3月から始まった前期の集大成として位置づけています。
通常授業でも、口頭試問によりリーズニングを繰り返し徹底しているので、論理的に考え言語化することができていますが、中学2年の夏期講習(予定)からはリーズニングを書き記すことで、言語化も徹底します。そうすることで、より明確に理解できるだけでなく、より深く考えることができます。その結果、模試や過去問の解説を「模範」的だと他人事のように受け止めることはなくなり、リーズニングの精度次第では、用意された解説よりも的確な解説が生徒からもたらされるかもしれません。
GENUINEの「こだわり」の1つである「『授業がわかる』だけでなく『問題が解ける』ようにする授業」も通常授業で実現していますが、解けるようにする問題は、単元別の問題ではなく、入試のような総合問題なので、通常授業で取り組む機会はあまり多くありません。だから、模試レベルの問題に取り組むこの講座で、リーズニングを実践するだけでなく、総合力を鍛えます。
*演習範囲は『テーマ別英文法①』と『テーマ別英文法②』の学習範囲と重なりますので、演習範囲の内容が未習の場合は、これらの講座をご受講ください。
英語長文精読基礎講座:
入試問題の多くは長文読解問題です。長文読解をする際に必要なのは「速読」と「精読」ですが、「速読」するにあたって「精読」は大前提なので、「精読」抜きの「速読」は、単なる「流し読み」でしかありません。本格的に長文読解を始める第一歩だからこそ、「精読」に真正面から向き合う必要があるので、オーソドックスではありますが、文構造の正確な把握と、それに沿った和訳に取り組みます。英文法と英単熟語が正しく身についていれば、誤読を避け「正読」することができます。