【高校入試関連情報】セカンド・オピニオンのすすめ
医療の分野で用いられる「セカンド・オピニオン」は、専門的な知識を持った第三者に求めた意見(もしくはそれを求める行為)のことですが、他の分野においては決して特別なことではなく、どちらかといえば日常的だったりします。教育の分野では、同教科を複数の先生に教われば、それは「セカンド・オピニオン」と言えるので、多用されているはずです。けれども、高校受験の進路指導において「セカンド・オピニオン」を活用することはほとんどありません。理由は単純で、進路指導ができる専門家が少ないからです。
高校受験は、受験生と同じで、実際に経験しないとわからないことが多いです。けれども、進路指導を担当するのは、中学3年の学年主任(もしくは進路指導担当者)ぐらいなので、教科指導と違って指導経験者が圧倒的に少ないです。中学校だけでなく塾も状況は同じなので、進路指導がきちんとできる専門家は限られてしまいます。昔と違って、進路指導に関して「塾に聞いて」と仰る中学校の先生が少なくありませんが、中学校よりも塾は職員の出入りが激しいので、校舎/教室によっては、学年主任(進路指導担当者)であっても進路指導経験が乏しいかもしれません。そうすると、中学3年の教科指導をしている講師の方が、毎年受験生を担当しているので、進路指導に詳しい可能性が高いです。このような実情/内情を知っているからこそ、特に高校受験では「セカンド・オピニオン」を活用することを強くお勧めします。
受験は情報戦の側面がありますが、高校受験は思っているほど複雑ではありません(進路指導経験が豊富なので言えるのかもしれません)。最後に受験校を決定するのは、中学校や塾の学年主任(進路指導担当者)ではないので、的確な判断をするのに必要な情報を集めることをお勧めします。