クラス授業は2月27日、個別指導は28日に最後の授業を終えましたので、2021年度は終講となりました。
2020年度の終講報告(こちらをご参照ください)に「3月に年度が切り替わり新年度が開講するGENUINEにとって2020年度は、新型コロナウイルスへの対応に追われた1年間でした。」と記しましたが、2020年度を2021年度に書き換えても全く違和感がない1年でした。けれども、2021年度は、東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が、夏期講習中の8月に5千人を超えるだけでなく、入試本番の2月に2万人を超えるなど、2020年度とは桁違いな上に、タイミングは本当に最悪でした。それでも、GENUINEの生徒から感染者を出すことなく、2020年度に続いて2021年度も無事に乗り切ることができました。勿論、塾内での感染対策を徹底し、自分自身も感染しないよう普段から最大限注意を払いましたが、保護者の皆様のご協力とお気遣いがあってこそですので、本当に感謝しています。
新型コロナウイルスの新規感染者数が大幅に増加する度に、学校が臨時休校や分散登校になったり、塾や予備校がオンライン授業へ切り替えたりと、このような状況への対応が迅速になっていますが、目まぐるしく変化する学習環境に順応できている生徒もいれば、できていない生徒もいます。このような状況下だからこそ、集中して学習できる環境が必要なので、GENUINEでは、臨機応変に対応できる準備を整えた上で、対面授業を毎週続け、普段通りを心懸けました。当たり前だと思われるかもしれませんが、この当たり前が決して簡単ではない状況だからこそ、当たり前が大切なのです。また、変われないから変わらないのではないかと思われるかもしれませんが、変われるけれども、あえて変えていません。オンライン授業は、この2年間でかなり浸透しましたが、対面授業ができない環境でない限り、あくまでも、その代替手段なので、対面授業との立場が逆転することはありません。また、タブレットのアプリやYouTubeの動画など、授業の選択肢は増えていますが、予備校の映像授業がそうであったように、「一方通行」である限り、「双方向」の対面授業の優位性を脅かすことはありません。対面授業を脅かす可能性を秘めているのはAIですが、現時点では、活用事例が限定的です。けれども、対面授業は万能ではないので、選択肢が多ければ、様々な生徒のニーズに応えることができます。また、この2年間、対面授業の空白期間が生じなかったのは、これらの選択肢のおかげなのは間違いないです。しかし、選択肢が多くても、活用できなければ意味がないことを示した2年間でもありました。その結果、対面授業の必要性と価値が再認識されたのではないかと思います。だから、GENUINEでは基本的に、対面授業を毎週続けてきました。このことに関しても、保護者の方々のご理解があってこそですので、本当に感謝しています。
2021年度は、新型コロナウイルスの感染対策だけでなく、学習指導要領の改訂により新しくなった中学校の検定教科書への対応にも追われました。特に警戒していたのは、「小中間ギャップ」(学習面での「中1ギャップ」)を引き起こすのが確実だった中学1年生(こちらをご参照ください)でしたが、その警戒が杞憂に終わる可能性もあるので、実際に中学1年生の様子や反応を確認してから対応を判断するつもりでした。まだ大きな問題には発展していませんでしたが、中学校の英語の前提となるはずだった小学校の英語が、想定通り、前提になっていなかったので、芽が小さい内に摘むために、前期(1学期)に、予定していたカリキュラムに改訂しました(この過程は「中学1年のクラス授業の現在の授業進度」をご参照ください)。また、中学1年と同時に、2年と3年のカリキュラムも改訂したので、対応は万全です。この問題は、2021年度に限らず、学習指導要領が次に改訂される10年後まで続くのは確実なので、中学1年の最初から通塾することで回避する必要があります。
2020年度の終講報告にも記した通り、1年前の時点で既に入塾テストの最低点を更新していましたが、2021年度に入っても最低点の更新は続きました。特に中学2年生の入塾テストの結果は散々でした。そうなることは、中学校の新しい検定教科書が採択された際に予想していました(こちらをご参照ください)が、実際は予想以上でした(こちらをご参照ください)。2021年度の中学2年生は、中学1年の1学期に、最初の緊急事態宣言によって臨時休校になったりオンライン授業へ切り替えたりしたので、その影響は本当に深刻でした。中学1年の1学期が英語の基礎を築く最も大切時期であることと、オンライン授業はあくまでも対面授業の代替手段であることを再認識しました。中学2年生は、そのことを言い訳にしても仕方がないので、個別指導で一から学習し直し、着実に立て直りつつあります。
というわけで、本当に本当に大変な1年でした。けれども、何も終わっていないので、この状況はまだまだ続きますが、生徒達の頑張りと保護者の皆様のご期待に応えたいと思います。
新年度(2022年度)は、明日、3月1日に開講です。