中学1年のクラス授業の現在の授業進度(記録)

今回、7月17日の授業内容は「Lesson16 副詞(1)」でした。今回が前期(1学期)の最後の授業でしたが、前期(1学期)中に終えることができなかった「Lesson17 命令文」と「Lesson18 副詞(2)」は、夏期講習の『英文法レビュー①』で学習します。

GENUINEでは、他動詞と自動詞の区別と、可算名詞と不可算名詞の区別を特に重視しています。どちらも英文法にとって基本であり重要なことなので、初期教育にあたる中学1年の1学期でしっかり学ぶことで、英語学習の前提としてとらえられるようにしています。このようにとらえられるかどうかの違いは、英語が得意になるか苦手になるかの決定的な差になって確実に現れます。そして、英文に動詞と名詞は欠かせないので、上記の区別を常に注意する必要がありますが、形容詞と副詞も明確に区別しなければなりません。

他動詞と自動詞、可算名詞と不可算名詞と違って、形容詞と副詞はそもそも品詞が異なるので、区別ができて当たり前だと思われるかもしれませんが、実際は、区別ができていない生徒は少なくありません。まず、国文法(国語/日本語)において形容詞と副詞の区別ができていないことが原因ですが、英文法(英語)になると、副詞に対する意識が低いので、形容詞と区別するどころではないのが実情です。中学2年で学習するto不定詞の副詞的用法と、中学3年で学習する関係副詞は、その名の通り、副詞の理解度がそのまま表れるので、既に結果が見えています。中学1年生にとって上記の内容はまだ先の話ですが、副詞の理解度、そして形容詞と副詞の区別は、夏期講習で学習する前置詞の理解度に大きく反映するので、生徒達はすぐに実感できるはずです。ですので、GENUINEでは、副詞をきちんと理解するために、今回と次々回に分けてしっかり取り組みます。

このように、他動詞と自動詞の区別と可算名詞と不可算名詞の区別を徹底しているGENUINEでは、形容詞と副詞の区別など、品詞の区別も普通のことです。けれども、同業者からは中学1年生が理解するのは難しいのではないかと思われているかもしれません。勿論、決して簡単ではありませんが、難しくても簡潔に理解できるようにするのが授業であり、使いこなせるようにするための宿題なのだから、無理でない限り、GENUINEでは真っ向から取り組んでいます。中学2年で学習する文型も同じです。各品詞も文型も、それぞれ学習単元の1つですが、他の学習単元にとっては、理解するのに必要な知識なので「前提」です。そして、品詞と文型のどちらも、積極的に活用することができれば、便利な「道具」です。だから、品詞と文型を避ける理由も躊躇う理由もありません。

品詞と文型を中学1年生と2年生が理解するのは難しいと決めつけていると、それらを教えるのを避けたり躊躇ったりするのかもしれませんが、生徒に対する過小評価を言い訳にしているように思えます。また、品詞に関してはむしろ国文法の方が難しいのだから、英文法で理解できなければ国文法は諦めるしかありません。それでも、国語の先生は教えるのを避けたり躊躇ったりはしないだろうから、ハードルが低いはずの英語の先生こそきちんと向き合うべきです。GENUINEでは、クラス授業(集団授業)も個別指導も授業内容は基本的に同じなので、品詞と文型を使いこなせるようになるまでに要する時間に個人差はあっても、理解するのに要する授業時間数はほとんど同じです。英語が苦手で個別指導を受講している生徒も、きちんと理解できています。だから、一般的に、英語が苦手な生徒は品詞と文型を理解していませんが、実際の因果関係は逆で、品詞と文型を理解していないから英語が苦手なのです。

品詞や文型のような「前提」となる知識は、英文法を考える際の根拠になりますが、それ自体は事実なので、教える際、事実の提示や例文の羅列に終始しがちです。それでは、「授業がわかる」のではなく、「先生の言っていることがわかる」だけの状況に陥りやすいです。「『授業がわかる』だけでなく『問題が解ける』ようにする授業」はGENUINEの「こだわり」の1つなので、今回の授業では、通常通り和文英訳問題を通じて、主に副詞を加えた語順を確認し、そして、中学1年では初めて解く同意文完成問題(書き換え問題)を通じて、形容詞と副詞の違いを実践的に確認しました。初めて解く同意文完成問題(書き換え問題)という形式に戸惑いはあったようですが、この形式だからこそ形容詞と副詞の違いが際立つので、生徒達の口から自然と「わかりやすい」という言葉が出てきました。授業として成功しただけでなく、例年と同じように今年度も、中学1年生が品詞を理解することができることを示せました。あとは、品詞(そして文型も)を便利な「道具」として積極的に活用していくだけです。

学習指導要領の改訂により今年度(2021年度/令和3年度)から中学校で使用される検定教科書が新しくなりましたが、GENUINEの前期(1学期)のカリキュラムは例年通りの順番と進度で進めました。けれども、小学校の英語が正式な教科となったことや、学習指導要領の改訂に合わせて中学校の検定教科書が新しくなったことなど、様々な要因が複雑に絡んでいることもあり、今年度の中学1年の生徒達の理解度と定着度は、残念ながら例年通りとは言えません。これまでも授業の復習を強く促してきましたが、まだまだ足りないようなので、授業の進度が小休止する夏期講習で立て直します。新しい内容を学習する通常授業に対して、季節講習(夏期講習)は復習が中心なので、この役割分担の効果が想定通り発揮すれば、問題は解決するはずです。そのためには、生徒達も、教える側の自分も、それぞれの責任をきちんと果たすことです。

GENUINEでは、夏期講習に中学1年生対象の『エッセンシャル英文法』を新たに設置する(こちらをご参照ください)ことで、後期(2学期と3学期)以降の授業の進度を速め、新しい検定教科書に対応させました。中学1年のカリキュラム(こちらをご参照ください)だけでなく、中学2年のカリキュラム(こちらをご参照ください)と中学3年のカリキュラム(こちらをご参照ください)も全て同時に改訂しましたので、毎週/毎回更新してきました「中学1年のクラス授業の現在の授業進度」は役目を終え、更新を一旦止めることにしました(こちらをご参照ください)が、5月15日、5月29日、6月12日、そして今回の授業のように、「GENUINEらしさ」が顕著に表れている場合は、随時更新しています。

5月15日と5月29日、そして6月12日の中学1年のクラス授業の授業進度は、記録として掲載しておきます。GENUINEの授業は「こだわり」が多いですが、当たり前のことをしているだけで、特別なことをしているつもりはありません。けれども、他塾と同じだとも思っていません。その違いは、特に5月15日の授業に顕著に表れていると思います(こちらをご参照ください)。また、文法用語を避ける傾向が強い学校とは一線を画していますが、その違いは特に5月29日の授業に顕著に表れていると思います(こちらをご参照ください)。そして、6月12日の授業は、GENUINEの授業の流れと意図を理解していただくことができる好例だと思います(こちらをご参照ください)。

これまでお知らせしてきました通り(こちらをご参照ください)、学習指導要領の改訂により今年度(2021年度/令和3年度)から中学校で使用される検定教科書が新しくなり、小学校の英語を前提としていますので、前年度までと中学校の授業の進度が異なります。そのため、GENUINEのカリキュラムとズレが生じるかもしれません。中学1年生対象のクラスは定員満了となりましたこちらをご参照ください)が、クラスを増設するかもしれませんので、入塾を検討していただいている場合は、授業進度を必ずご確認ください。