(入塾をご検討中の)新中学1年生の保護者の皆様へ

これまでお知らせしてきました通り(こちらをご参照ください)、学習指導要領の改訂により2021年度(令和3年度)から中学校で使用されている新しい検定教科書は、小学校の英語を前提としていますが、『小学校学習指導要領(平成29年告示)』が英語の指導方法に制約を課しているので、「小中間ギャップ」(学習面での「中1ギャップ」)を引き起こしています。英語が苦手になる時期は、これまでは中学2年が一般的でしたが、2021年度(令和3年度)以降は中学1年の最初でつまずいてしまう可能性が高いです。危機感を煽るつもりはありませんが、『小学校学習指導要領(平成29年告示)』と『中学校学習指導要領(平成29年告示)』に起因する根本的な構造上の問題なので、不可避なのは間違いありません。無防備な状態で中学校の授業に臨むと、程度の違いはあっても、問題が生じるのは確実なので、中学1年の最初から通塾することを強くお勧めします。

個別指導を受講する英語が苦手な生徒はほとんど全員、中学1年時に苦手になっていたので、これまでも(特に2016年度から)、中学1年生の保護者の皆様には中学1年の最初から通塾することを強くお勧めしてきました。

受験勉強では特に、後手に回ると悪循環に陥るので、それ以後は後手後手に回り続ける一方です。少しでも出遅れたり、何かにつまずいたりした瞬間に後手に回るので、早ければ、始まったばかりの中学1年の4月でも、後手に回ってしまっているかもしれません。もし小さな違和感程度であれば、その時点では問題視されないかもしれませんが、問題が表面化した頃には既に悪循環に陥ってしまっています。GENUINEでは、苦手になるのを回避する最善策は得意になることだと考えて指導していますが、同様に、後手に回らないようするためには、先手を打つべきだと考えています。けれども、中学受験のための通塾の低年齢化のように、早ければいいとも思っていません。後手に回らず先手を打てる中学1年の開講時が、英語を教わるために通塾し始める絶好のタイミングです。

中学1年生の保護者の皆様に通塾の必要性をお伝えするために、『中学1年からの通塾のススメ』という資料を作成していますが、日々の授業準備やオリジナル教材の作成(こちらをご参照ください)などを優先しているため、まだ執筆途中です序章にあたる「中高校生の英語力の現状」は書き終えていますので、このホームページの【英語教育関連情報】に掲載しています。是非ご参照ください。

GENUINEでは、2021年度(令和3年度)から中学校で使用されている新しい検定教科書に合わせて、中学1年のカリキュラム(中学2年と中学3年のカリキュラムも)を改訂しました。改訂するに当たって、中学校の授業とGENUINEの授業(カリキュラム)の間で生じる可能性があったズレを回避するために、中学1年のクラス授業の現在の授業進度」を毎週/毎回更新してきました。それを通じて、カリキュラムを改訂するまでの過程や、GENUINEのカリキュラムと授業の流れや意図などを理解していただくことができますので、こちらも是非ご参照ください。

中学1年のクラス授業の現在の授業進度」をご一読いただければ、「授業だからこそできること」にこだわった、プロでなければできない授業を通して、「GENUINEらしさ」を具体的に理解していただけると思います。

GENUINEらしさ」を発揮すればするほど、学校は勿論、他塾とも一線を画すことになりますが、差別化/差異化は目的ではなく、英語が得意になるための授業を追求し続けた結果です。だから、特別な手法を用いているつもりはなく、英語が得意になるための「当たり前」のことをしているだけだと思っています。けれども、GENUINEでは、「文を書く」ことが前提(「こだわり」の1つである「『文を書く』ことが前提の授業と宿題」をご参照ください)で、中学1年の1学期から「品詞」を最大限活用している(「中学1年のクラス授業の現在の授業進度」をご参照ください)ので、上から目線に聞こえるかもしれませんが、GENUINEは、学校や他塾の下位互換ではなく上位互換になります。学校や他塾で、iPadなどを使った授業や、選択問題を解くことに慣れてしまっていると、「文を書く」ことができるようになるのにかなり時間を要します。また、文法用語を避けた授業を受けていると、「品詞」を活用するどころか、まず「品詞」の区別ができません。その結果、途中入塾(転塾)のハードルが高いことは否めないので、上位互換は的確に言い表していると思います(他意は本当にありません)。

そして、「中学1年のクラス授業の現在の授業進度」に記した通り、GENUINEでは、授業の「流れ」を短期的にも長期的にも本当に大切にしています。その「流れ」の上流に位置する中学1年(源流は1学期)で、英語学習の方向性はある程度定まるので、下流に進めば進むほど、「流れ」を変えるのは難しくなります。後で振り返ると、中学1年(1学期)が、英語が得意になるか苦手になるかの最初の岐路だったと言えるかもしれません。また、学習指導要領の改訂によって小学校の英語が前提になりましたが、初めて本格的に英語を学習するのは中学1年(1学期)なので、学習姿勢が形成される初期教育にあたるこの時期は、本当に重要です。何事においてもそうですが、教育においては特に、最初が肝心です。

中学1年のクラス授業の詳細は、こちらでご確認ください。

新中学1年は、新年度開講の3月から始まりますので、初回授業(3月7日)を無料体験授業とさせていただきます。お待ちしています。