中学1年のクラス授業の現在の授業進度(記録)

今回、9月1日の授業で夏期講習の『リーズニング実践演習』を終え、中学1年の夏期講習も終講となりました(GENUINEの夏期講習は9月6日まで続きます)。

GENUINEの「こだわり」である「リーズニングを重視し徹底する授業」と「『授業がわかる』だけでなく『問題が解ける』ようにする授業」は通常授業でも実現していますが、『リーズニング実践演習』では、これらの「こだわり」に絞ることで、通常授業よりもさらに徹底しています。そして、「問題が解ける」ようにするために、また、「リーズニングを徹底する」ために、その手段として模試レベルの問題を解くので、理解度と定着度が数値として明らかになります。ですので、『リーズニング実践演習』は、夏期講習だけでなく、3月から始まった前期の集大成でもあります。

トップは偏差値70台に2回(全4回中)到達し、どちらも全国順位は一桁レベルという好結果でした。また、2017年度のトップは偏差値70台に3回到達した(こちらをご参照ください)ので、回数(つまり安定感)は劣りますが、全4回中の3回で、これまでの教え子の中で最高偏差値でした。

今年度のトップも2017年度のトップも、帰国子女ではなく、GENUINE入塾前の英語の学習経験は小学校の授業ぐらいなので、英語において特にアドバンテージはありませんが、好結果の理由は明らかでした。GENUINEで英語を本格的に学習し始めてまだ5ヶ月しか経っていませんが、GENUINEの通常授業で既にリーズニングを徹底してきたので、二人ともリーズニングができているからです。稚拙だったり、精度が低かったり、リーズニングの質に関してはまだまだ改善の余地は大きいですが、設問の難易度の許容範囲内なので、この時期は、リーズニングができていれば十分です。そして、リーズニングをするには正確な知識が欠かせないので、リーズニングの質はたいてい復習の質と比例します。GENUINEの宿題は基本的に、予習ではなく復習のためのものですが、理解することよりも定着することに比重を置いているので、きちんと理解するために授業を復習する必要があります。板書を書き写した授業用ノートに、「過程」から「結果」まで、授業内容が全て忠実に投影されているので、あとは、一人二役で自問自答(リーズニング)をしながら、授業を再現するだけです。これまで何度かお伝えしてきました通り、この「現在の授業進度」ではGENUINEの授業とカリキュラムの流れと意図をかなり詳細までお伝えしていますが、実際に授業内で生徒達に伝えている解説は簡潔にまとめているので、授業用ノートも同様です。だから、授業用ノートを「見る」だけの復習だったら、数分で終わるかもしれません。時間をかければいいというわけではありませんが、「見る」だけでは復習とは言えません。授業用ノートを「見る」だけの復習かどうかの違いは、リーズニングができるかどうかの違いでもあるので、その違いが、大きな差となって結果に表れています。トップの二人は、知識の正確性が復習の質の高さをこれまで示していたので、当然の結果です。

2016年度から「中学1年からの通塾」を強くお勧めしていますが、これまで同様に今年度もきちんと結果で示すことができました。また、この「現在の授業進度」で、GENUINEのカリキュラムの流れと意図をこれまで何度かお伝えしてきましたが、GENUINEのカリキュラムの完成度の高さと、GENUINEのカリキュラムが机上の空論でないことが実証できました。まだ「上流」なので、全く気を抜けませんが、この流れを今後も維持していきます。そして、今年度気づいた改善点を反映させ、来年度以降も実証していくつもりです。

『授業がわかる』だけでなく『問題が解ける』ようにする授業」を通常授業でも徹底し、目の前の生徒達の理解度と定着度を肌で感じていたので、期待感だけでなく危機感も抱いていましたが、全4回中の3回で最高偏差値を更新した一方で、最低偏差値も3回更新してしまいました。

同じクラス内で最高偏差値と最低偏差値を更新しましたが、同じ先生に教わり、同じ授業内容を学習し、同じ宿題に取り組んでいるので、原因は基本的に個人差です。事実として挙げられる両者の違いは、中学受験経験の有無ですが、最高偏差値を更新する理由にはなっても、最低偏差値を更新する理由にはなりません。最高偏差値と最低偏差値の差は約30だったので、能力差だと思われるかもしれませんが、英語を本格的に学習し始めてまだ5ヶ月しか経っていないので、能力差が生じる時期ではありません。だから、「できる/できない」ではなく「する/しない」の違いです。能力差が生じたとしても、「できる/できない」を論じるだけでは何も解決しないので、やはり、「する/しない」に焦点を合わせるべきです。「しない」生徒は、何をすればいいのかをわかっていないことが少なくありませんが、GENUINEでは、指示は具体的に伝えているので、そのようなことは決してありません。また、問題点や改善点も具体的に指摘しているので、あとは、生徒自身が「する/しない」なのです。

「諦めたらそこで試合終了」なのと同じように、努力しなければ何も起こらないので、努力しないのは諦めるのと同義です。努力しなければ、学習内容が定着せず、授業を理解できなくなるのだから、努力は最低必須条件です。だから、GENUINEでは、努力を才能として扱うことはなく、努力は前提として位置づけています。「毎回/毎週、宿題をきちんと終え、単語/熟語をきちんと覚えてくる『やる気』(気持ちだけでなく実行力も含みます)があること」をGENUINEの入塾資格にしている(こちらこちらをご参照ください)のも、そのためです。

前期(1学期)の途中から期待感だけでなく危機感も抱いていたので、今年度から夏期講習に『エッセンシャル英文法』を新たに設置するにあたって、復習が主な目的の『英文法レビュー①』と『英文法レビュー②』を1つの講座にまとめるかどうか(つまり講座数を減らすかどうか)を最後まで悩みましたが、結局、どちらの講座も例年通り設置しました。

勿論、夏期講習の講座の数だけで解決するほど単純な問題ではないので、通常授業から、できる限りのことはしてきました。その結果、前期(1学期)の途中から授業を延長し始めたので、中学1年がどの学年よりも授業終了時刻が遅いです。昨年度(2020年度)から中学1年の授業時間を他の学年と同じ3時間に揃えました(こちらをご参照ください)が、中学1年であることを配慮して、2016年度までは2時間でした。けれども、今年度は、延長している分、中学1年の授業時間が最も長いです。そして、夏期講習中も毎回、授業は延長していました。夏期講習は休講日が少なく授業が詰まっているので、授業の延長を避けるのが一般的ですが(近頃は通常授業でも延長を避けるのが一般的かもしれませんが)、GENUINEでは、通常授業も夏期講習も授業自体の形式は同じなので、自ずと、授業延長も引き継がれています。

今年度は、例年の授業の流れに若干の変化を加えましたが、授業内容自体は基本的に同じなので、授業時間への影響は最小限に留まっています。授業延長には様々な要因が絡んでいますが、例年と決定的に異なるのは、用意している解説よりも「砕いた」解説をしていることです。例えば、和文英訳をする際はたいてい、英文を通じて解説をするので、比較言語論的な観点に達しない限り、和文(日本文)に積極的に触れることはありません。けれども、その際に生じた誤りが、そもそも、和文(日本文)の捉え方に起因している場合、そこから解説を始める必要があります。そして、「思考力と自力/地力を鍛える授業」と「生徒参加型授業」がGENUINEの「こだわり」なので、解説自体が簡潔であっても、解説のスタートラインが手前に位置した分、要する時間も延びるのは必然です。その間、生徒達の発言を通じて、この問題点の深刻さを痛感しているので、あえて、真っ向からじっくり取り組んでいます。

この問題点は、少し前から、英語教育の現場で(「一方通行」ではない授業をしている先生方の間で特に)共有されていましたが、ついにGENUINEにもこの波が届いてしまいました。この問題点の深刻さ次第では、国語というより日本語(母国語/母語)の問題になるので、第二言語習得の大前提が崩れてしまいます。そして、この問題点は、小学校での英語の導入の影響が大きいので、今後も続くどころか、さらに悪化する可能性が高いのですが、勿論、他人事ではありません。かなり前からGENUINEでは、英語長文読解のための(国語の)現代文読解、そして英文法のための(国語の)国文法を強く意識してきましたが、まずは、「攻める」ためではなく「守る」ために、国語との相互補完関係を構築する必要があるかもしれません。けれども、GENUINEの教授法の根幹は「英語を英語で理解させる」(「英語を英語で教える」ことと同義ではありません)ことなので、国語への依存度はそれほど高くはなく、土台が揺らぐことはありません。国語とは適度な距離感を保ちつつ、バランスを変えることで臨機応変に対応していきます。

というわけで、GENUINEとして「しなければならないこと/すべきこと/した方がいいこと」には時間が許す限り取り組んでいるので、あとは、生徒自身が「する/しない」なのです。

この『リーズニング実践演習』で英語の偏差値/順位が出たので、夏期講習だけでなく、3月から始まった前期の結果が数値に表れました。そして、漠然としていた理解度や定着度を具体的に把握することができたので、反省や課題がより明確になったのではないかと思います。これまでの「結果」であり、入試などのゴールから見れば「通過点」でもあるので、良い面も悪い面も今後に必ず活かすことです。次の『リーズニング実践演習』(冬期講習)が楽しみです。

GENUINEでは夏期講習に中学1年生対象の『エッセンシャル英文法』を新たに設置する(こちらをご参照ください)ことで、後期(2学期と3学期)以降の授業の進度を速め、新しい検定教科書に対応させました。中学1年のカリキュラム(こちらをご参照ください)だけでなく、中学2年のカリキュラム(こちらをご参照ください)と中学3年のカリキュラム(こちらをご参照ください)も全て同時に改訂しましたので、毎週/毎回更新してきました「中学1年のクラス授業の現在の授業進度」は役目を終え、更新を一旦止めることにしました(こちらをご参照ください)が、5月15日、5月29日、6月12日、7月17日、そして8月22日の授業のように、「GENUINEらしさ」が顕著に表れている場合は、随時更新しています。

5月15日、5月29日、6月12日、7月17日、そして8月22日の中学1年のクラス授業の授業進度は、記録として掲載しておきます。GENUINEの授業は「こだわり」が多いですが、当たり前のことをしているだけで、特別なことをしているつもりはありません。けれども、他塾と同じだとも思っていません。その違いは、特に5月15日の授業(こちらをご参照ください)に顕著に表れていると思います。また、文法用語を避ける傾向が強い学校とは一線を画していますが、その違いは特に5月29日の授業(こちらをご参照ください)に顕著に表れていると思います。GENUINEでは品詞と文型を重視しているので、この点が特に他塾とも学校とも異なるかもしれません。他塾や学校では積極的に扱わないかもしれない副詞に取り組んだ7月17日の授業(こちらをご参照ください)を通じて、GENUINEの品詞に対する考えと背景を理解していただくことができると思います。そして、6月12日の授業(こちらをご参照ください)はGENUINEの授業の流れと意図を、8月22日の授業(こちらをご参照ください)はGENUINEのカリキュラムの流れと意図を理解していただくことができる好例だと思います。

8月1日(こちらをご参照ください)と8月10日(こちらをご参照ください)の中学1年のクラス授業の授業進度は、夏期講習の閉講報告用に掲載しておきます。例年、季節講習の閉講報告(こちらをご参照ください)を掲載していますが、昨年度はその余裕が全くなかったので、掲載することができませんでした。今年度の夏期講習は過去最長で、最多授業数なのも確実なので、掲載できる可能性が昨年度よりもさらに低いです。閉講報告を掲載できなかった場合、中学1年については、この「現在の授業進度」をご参照ください。

これまでお知らせしてきました通り(こちらをご参照ください)、学習指導要領の改訂により今年度(2021年度/令和3年度)から中学校で使用される検定教科書が新しくなり、小学校の英語を前提としていますので、前年度までと中学校の授業の進度が異なります。そのため、GENUINEのカリキュラムとズレが生じるかもしれません。中学1年生対象のクラスは定員満了となりましたこちらをご参照ください)が、クラスを増設するかもしれませんので、入塾を検討していただいている場合は、授業進度を必ずご確認ください。